JHATの滞在者を想うホテル設計
JHATは、宿泊施設であるホテルやアパートメントを運営したり、宿泊業における人材を育てたり、地域創生でのコンサルティングやプロジェクトを実行している会社です。今回は、運営するホテルの特徴を中心にお伝えします。
JHATのコンセプト
JHATでは、日本の宿泊施設を海外の方に知ってもらいたいというコンセプトの基で、ホテルの運営をしています。JHATの代表が海外旅行をしたときに、基本的に2名での宿泊となるホテルに不便さを感じたのをきっかけに、大人数での宿泊が可能なホテルの展開をしています。
海外のホテルでは基本2人部屋
海外のホテルでは、家族4人で宿泊したいとなったときには、2部屋を予約する必要があります。コネクティングルームなどもメジャーではなく、家族ずれにはとても不便となるのです。このホテルは、4-6人が同時に泊まれる規模のホテルとなっています。海外からの宿泊客も4人以上の家族連れである場合も多いです。ゆったりとした滞在ができるようなホテルを立ち上げたいという想いから、JHATのホテル運営は始まっています。
ホテル事業の展開
訪日外国人観光客に向けた宿泊サービスと比較的大人数での長期滞在に適した宿泊事業の2本立てて運営しています。外国人の滞在客が多いほてるでは、外国人スタッフを採用して、宿泊者の母国語での対応をしてもらうようにしています。これにより、英語を話すことが出来ない宿泊者とのコミュニケーションも充実します。大まかなことは、身振り手振りでの日本語や英語での会話や漢字での筆談などでもコミュニケーションは取れますが、きめ細やかな配慮ができるとはいえません。このような時に、宿泊客の母国語を話せるスタッフがいれば、ホテル側にとっても宿泊者側にとっても、大変心強いものとなりますね。また、チェックインやアウトなどの際に、時間帯によっては受付カウンター前に行列ができることがありますが、外国人が多く宿泊するホテルにとっては、望ましい事ではありません。順番を待つということが一般的でない場合があるからです。なるべく、並ぶ機会を作らないように、自動でできる処理は自動で行っています。自動チェックインと生産ができる機械や外貨を自動で両替してくれる機械の導入などです。これには、ホテル側にも利点があり、個別に対応するための従業員を減らすことが可能になり、人件費を節約できるようになったのです。
大人数での滞在でもストレスを感じないホテル
大人数での宿泊や長期間での滞在にあわせた宿泊施設では、4-6人で1部屋を利用してもらう形を取り、基本的にリネンの交換や清掃は行わずに、効率よく客室を稼働させています。このように、海外からの家族旅行やグループ旅行に対しても、居心地の良い空間を提供できるホテルがJHATにはあります。「日本の滞在を楽しんで欲しい」という、おもてなしの心を持って運営をしている非常に魅力的な会社です。